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【驚愕】フィリピンでは空港両替をすべき理由【嘘のような本当の話】

Hello!! みんな元気? ランチア(Launcher)です。

今回の記事ではこれからフィリピン旅行を検討中のあなたに役立つ情報をお届けします。

先日ボホール島・セブ島旅行をした際に調査しておいた、現地通貨「フィリピンペソ(PHP)」を手に入れる上で欠かせない「レートで損しない両替をする方法を以下にまとめました。

・両替レートの良い交換所はどこか
・なぜ現金を用意しておく必要があるのか
・クレカだけではダメな理由

旅費を抑えて旅行を楽しむコツをまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

※タイトル通り、フィリピンで現金(日本円)を両替される際は空港で済ませておいた方が良い理由を下記コンテンツで解説していきます。

空港のレートが一番良かったフィリピン

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嘘でしょ?

とびっくりされる方も多いかもしれませんが、これは嘘のような本当の話なんです。

旅行好きの方はみんな知っている「空港の両替レートは悪い」という通説を打ち破る国がフィリピンでした。

下記に実際に調べた両替レートをまとめたのでご覧ください。

※2019年8月のレートより引用
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今回僕が調査したのは上記4箇所ですが、結果空港での両替レートが最も良く、レートの悪かったパングラオ島アロナビーチとそちらを比較すると1円あたり0.066ペソお得に両替できています。

「たったの0.066ペソじゃん!」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。

ですが「両替する金額が大きくなる」と結果はどうなるでしょうか?

1万円を各レート両替した場合

下記が1万円を各両替所で両替した際の金額になります。

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①の正規レートと、⑤の最もレートの悪いアロナビーチで両替した時の差額はおよそ700ペソ

日本円にすると約1,428円の差があります。

これはヤバイ、知らずに両替しちゃうとコンビニATM手数料(432円)の約3倍の金額」を損しちゃってるんです。

10万円を各レート両替した場合

続いて10万円を両替するとどうでしょうか?

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うそ、、

もしパングラオ島の観光地アロナビーチ近辺で両替しようものなら、両替行為をするだけで約14,280円も損することになります。

大体14,000円あれば、現地の安宿に5泊〜10泊は止まることができますし、ボホール島・セブ島での観光ツアーであればこの金額内でそのほとんどを巡ることができちゃいます。

フィリピンへの短期旅行であれば早々10万円を使うことなんてないかもしれません。ですが僕が訪れたパングラオ島などのリゾート地であれば1〜2泊のホテル料金でそれぐらい消えちゃいます。

ですので絶対ではありませんが、フィリピン旅行で日本円からフィリピンペソへの現金両替をされる際は、空港・特にマニラの「ニノイ・アキノ国際空港」内の両替所で両替されるのがよいでしょう。

同じ空港内でも両替所は吟味すべし!

また同じ空港内だとしても、両替所毎にレートが異なります。そのためもし時間に余裕があるのならそれぞれの両替所を巡ってみましょう。

実際に②③を比較してもわかる通り、少数第3位の値が異なります。

※少額の両替ならまだしも、両替に用いる金額が大きくなればなるほどレートの差で損をしてしまうので要注意。

空港ならどこでもレートはいいの?

おそらく空港であれば街中と比較してレートは良い可能性は高いです。

ですがフィリピンも国が東西南北に大きく、地方のレート事情こればかりは実際に足を運んでみなければわからないというのが事実。

あくまで可能性に過ぎませんが、フィリピンに限っては空港内の両替所でガッツリ両替してもレートによる損は比較的少ないはずです。

また②と④のように、同じ空港というカテゴリでもレートが異なることもお忘れなくどうせ両替するなら「ニノイ・アキノ国際空港」がおすすめです。

もし⑤のアロナビーチ近辺で両替していたら、マニラ国際空港で両替した際と比較して大損してました。あぶねー!

なぜ空港のレートが良かったの?

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見え方の問題

1つは良かったというよりも、良く見えたと表現するのが正解でしょう。

今回の場合だと後述しますが以下2点により、レートが良く見えてしまった可能性があります。

①空港両替所側の手数料が少ない
②地方のレートが悪すぎる

①空港両替所側の手数料が少ない

基本的に「空港のレートは万国共通で悪い」です。それは何故かというと「両替手数料」が上乗せされているからに他なりません。

しかしフィリピンの空港ではその「両替手数料」が他の国に比べて少ない(緩和されている)からレートが良く見えるのでしょう。

何故なのか?それは他ならぬ「空港内店舗での売上が上がるからです」。

観光客に手数料をあまりかけずに空港で両替をしてもらう。そして両替してもらったフィリピンペソで空港内の施設を利用してもらう。

つまり後者で間接的に利益を上げているのです。

レートが悪すぎて空港で両替をしない観光客が増えると、空港内の飲食店やお土産屋でお金を落としてくれる観光客が、増えはせずとも減る可能性が高く

経営側も利益の上がらない店舗をいつまでもランさせる訳には行かないので、最悪ターミナル内の店舗が撤退するなんてことにも繋がりかねません。

店舗で観光客にお金を落としてもらって、空港側はその店舗から場所代を請求する。

それで利益が上がるのであれば結果トントン、むしろ両替手数料を多く取るよりも利益が上がるのであれば、無理に両替所で手数料を取る必要が無いという訳です。

※クレカを使える店舗がかなり限られているのもレートが良い(手数料が低い)理由の1つでしょう。飲食店ではほぼほぼ使えません(詳細は後述)

②地方のレートが悪すぎる

レートが悪い理由は2つあります。

・日本円の需要が低い
・レートが低くても両替が成立する

今回最もレートの悪かったパングラオ島アロナビーチ近辺はリゾート地。比較的お金を持った旅行者が集まるエリアですが、首都マニラから離れた地方になります。

ここからは自分毎だとして想像して欲しいのですが、日本の地方に住むあなたが、普段全く海外旅行に行くことも無いのに遠いヨーロッパの外貨両替を観光客に交渉されたとします。

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果たしてあなたはその外貨が欲しいでしょうか?(親切心から両替してあげるかもしれませんが、ここでは損得のみで考えてください)

日本国内だと米ドルですら普段の生活では全く使用機会が無いですよね?

手に入れたとしても自分が海外旅行に行くときに使う、もしくは両替所に持ち込み日本円に換金するなどしか使い道がないはず。

また換金しようとしても以下手間暇がかかります。

  1. 日本円に換金しようと両替所に外貨を持ち込んでも、そこでまた手数料を取られ損をする
  2. 両替所まで足を運ぶ「時間」と「得られる対価(日本円)」を考慮すると、1時間バイトした方が儲けがデカイ
  3. 銀行であれば、まとまった外貨が手に入ったとしてその両替、換金、送金コストが別途かかる

つまり地方においては現地通貨への換金に手間がかかることもあり、日本円および外貨の需要は首都と比較してかなり低いんです。

だからこそ両替をするのであれば、利益をできるだけ最大化するためにレートを引き下げる必要がある=観光客にとっては損が大きくなるという構造が出来上がる訳です。

※両替商も商売ですから利益を出さねばやる意味ないですし当たり前といえば当たり前。

また後者の理由「レートが低くても両替が成立する」に関係しますが、地方で両替をする観光客は現金をフィリピンペソに交換する手段が現地の両替所以外他にないというケースもあります。

そうすると必然的に「多少レートが悪くても両替しないと生活できない」という、背に腹は変えられない状況が生まれます。

そして他に現地通貨を手に入れる手段がない観光客が対象であれば、「多少レートが悪くても両替が成立する」という状況を両替商はうまく逆手に取り、正規レートよりも低い交換率で強気に提示しているのでしょう。

両替で損するぐらいなら、クレカ使えばよくない?

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僕自身も旅中は特に現金を持ち歩くのは控えているため、正直全ての支払いをクレジットカードで済ませたいところ。。

ですが、クレカだと不便なことも多いため、現金もある程度持ち歩く必要があります。

下記に例を2つ上げてみました。

①フィリピンはクレカインフラが整っていない

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フィリピンに限ったことではなく東南アジア全体にも言えることですが、基本的に現金でのやりとりが大半を占めています

特にフィリピンではクレジットカードを持っている人が少なく、使用者(ニーズ)が少ないのにわざわざクレジットカード対応するメリットはあるでしょうか?

またクレジットカード対応するとカード決済の際の手数料を原則店舗側が負担する(損する)ケースがほとんど。そのため導入が敬遠されがちだという背景もあります。

大型ショッピングモールや空港内施設であればまだしも、街中の屋台やレストラン、ホテルでさえもクレジットカードが使えないということを覚えておきましょう。

②クレカ所有者がそもそも少ない

①でも書きましたがフィリピンではクレジットカードを持つのが少し大変です。

というのも調査によるとフィリピンの平均年収は約48万円。また国内での給与格差もあります。

そのためクレジットカードの審査基準が厳しく、逆にクレジットカードを発行しすぎると「個人が際限なく使い自己破産してしまう」フィリピン人が続出してしまうため制限をかけています。

これこそがクレジットカードインフラ整備の普及が進まない理由になっています。

※②についてはシェアハウスに住むフィリピン人に直接聞いた答えになります。ちなみに2人とも高所得層で、職業は1人が弁護士、もう1人は一族が大手フランチャイズを営んでいたりします(もちろんクレカ持ち)

今回僕が訪れたリゾート地パングラオ島でさえも、9割の店舗・サービスがクレカ未対応でした。

上記2点からフィリピンではクレカを使いたくても使えない状況がそこにあるのです。

両替時の注意点

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現金を用意する必要性をご理解いただけたところで、次は両替をする際の注意点を以下にまとめました。

①多額の現金を持ち歩くのは避ける

理由は治安の問題が関係しています。日本のように治安が良い国であればスリ引ったくりなどのトラブルに会うことも少ないですが、海外だとざらにそれらが起こりえます

また支払いの際に多額のキャッシュを持っていることがわかると、そのシーンを目撃した人物に狙われることも。

対策としては両替自体は空港でするのはおすすめですが、両替後の紙幣は分散して所持しておくことを心がけましょう。

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特に目的地が比較的治安の悪そうなエリアにある(もしくは近い)場合は、必要最低限の現金以外はホテルに置いて外出するなど、普段は多額の紙幣を持ち歩きすぎないようにしてください。

またフィリピンはストリートチルドレンが多いです。彼らは観光客にお金をくれと多数で寄ってくることも多く、ピックポケット(服のポケットから財布や現金、貴重品を抜く)もその際に仕掛けてくることもあるため注意してください。

②高額紙幣で受け取らない

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日本円を両替所でフィリピンペソに両替すると、高額紙幣(1000PHP紙幣)で渡されることが多いです。

ですが、その際高額紙幣の受取は断り、細かい紙幣(500PHP札、100PHP札)で貰うようにしましょう。

理由は簡単です。なぜならフィリピンでは高額紙幣の受取拒否がざらに起きるから。

例えばタクシーやコンビニ、町の商店で最大紙幣1,000フィリピンペソを支払い時に出そうものなら「お釣り無いから無理だよ!」と受取拒否をされることもしばしば。

日本のようにお釣り用の細かい紙幣を用意しているケースの方が少ないため、手持ちの高額紙幣を崩しにいかなければならないという超めんどくさい一手間が発生します。

※僕もこれを一度やってしまいました。目的地到着後タクシーの運転手を待たせて置いて、その間に最寄りの大型ショッピングセンターで細かい紙幣をゲット。待たせて置いた後にペイするという、かなり手間の作業でした。

(しっかり約束守った+待たせたのでチップをプラスして支払ったことで、ドライバーとめちゃ仲良くなり最後はハイタッチで別れるという謎の信頼関係が生まれたりしました)

上記のようなトラブルを避けるための対策としては、冒頭で述べましたが、両替窓口で小額紙幣で現金を受け取るようにしましょう。

「Could I get by small bills?」
「Could I get all 100PHP?」

こちら伝えると細かい紙幣で受取が可能です。

また高額紙幣を崩したいときは、1000PHP紙幣を渡しながら、

「Could you break it small one?」

上記伝えると500PHPや100PHPに崩してくれます。

※良い英語の勉強になりますよ。
※Noと言われることもありますが、そこはもう両替してくれそうな窓口にひたすら当たり続けましょう(準備しなかった自分の責任です)

なんにせよ日本円を両替するならフィリピンの場合空港がおすすめ

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フィリピンには7,500もの島々があり、今ではインフラの発達が進んだ結果、そのどれにも足を運ぶことが容易になってきています。

ですがフィリピンでは、滞在地が首都マニラや主要都市から離れれば離れるほど、地方に行けば行くほど両替レートが下がる可能性があるということを覚えておきましょう。

そして、首都マニラ経由でセブ島や僕が訪れたボホール島・パングラオ島などに移動される方は、トランジットの間に事前に「マニラのニノイ・アキノ国際空港内で日本円をフィリピンペソに両替しておく」とお得に現地通貨を手に入れることができますので是非試してみてください。

46か国旅して初めて空港のレートの方が現地より良いという現象に出くわし本当にびっくりでした!

フィリピン旅行をされる際はうまく節約し賢く楽しみましょう!

では!

※首都マニラ滞在される(そちらがメインの観光)の方は、他国のように空港外(街中)の両替所の方がレートは良いかもしれませんので、空港での両替はほどほどでも良いかもしれませんのでご注意ください。

その他フィリピン旅行に関する記事は以下をどうぞ!

launcher567.hatenablog.com

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各国の両替事情についてはこちら。

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