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【国内初】カーシェアサービス「バンシェア(VAN SHARE)」キャンピングカーも借りる時代へ。

キャンピングカーでいつか旅行したい!けど購入するのは維持費も高いしちょっと大変そう。。

そんな旅好きに朗報です。今年、キャンピングカーの持ち主と借りたい人とを結ぶ、新しい形のカーシェアリングサービスがリリースされました。

こちらのサービスを使えば、週末限定、念願のバンライフを満喫できるかもしれませんよ?

「バンシェア(VAN SHARE)」って何?

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「バンシェア(VAN SHARE)」は、キャンピングカーを「所有している人」と「借りたい人」を結びつけるカーシェアリングサービスになります。

キャンピングカーを使用しない期間、借りたい人に貸せる「ホルダー(バンの所有者)」と、必要なときだけ好みのバンを借りてバンライフを楽しみたい「ドライバー(バンを借りたい側)」のマッチングできる、両者にとってメリットの大きいサービス体型になっています。

日本ではまだまだ認知度の低いバンのシェアリングサービスですが、欧米では古くからバンを利用した旅行のニーズがあるため、世界的には一般的に普及しているのが現状です。

またこちらの事業は、カーシェアサービス「Carstay(カーステイ)」を運営する、Carstay株式会社により2019年9月13日、10月下旬に開始することが発表されました。

「バンシェア(VAN SHARE)」スタートの背景

こちらの「バンシェア(VAN SHARE)」事業をリリースした背景は主に、キャンピングカーの遊休期間が長いことが挙げられます。

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https://www.jrva.com/jrvanews/detail.php?assoc_news_cd=133

一般社団法人日本RV協会によると、キャンピングカーの国内保有台数は年々増えており、2018年に11万台を突破。しかし保有者は、年間平均30日以下程度しか使用しておらず、残りの日数はほぼ遊休状態にあるのが現状なのだとか。

そこでCarstay株式会社は、「バンシェア」のサービスを提供により、遊休期間中、保有者が自身のキャンピングカーをシェアすることで得られる収入、それを車の維持管理費などに充てることができると考え、同サービスの開発を進めることに。

キャンピングカー市場に横たわる「遊休問題」、その問題解決にうってつけのサービスを担うことになったというわけです。

「バンシェア(VAN SHARE)」の利用方法(ドライバー側)

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バンを借りるまでのステップはたったの4つです。

Step1 ドライバー登録

必要情報を入力し、免許証・顔写真をアップロードしドライバー登録を申請します。認証後は登録の完了を待つだけです。こちらは通常のカーシェアリングサービスと大きくは変わりません。

Step2 バンを予約する

続いては使用したい好みのバンを探し、予約します。バンの所有者(ホルダー)から予約が承認されると予約決済が完了。すると互いに連絡が可能になります。

Step3 バンを利用する

予約日時に登録場所でホルダーと待ち合わせ。本人確認とバンの説明を聞いたら、鍵を受け取りカーシェアリング開始です。

Step4 バンを返却する

受け渡し日時にホルダーへバンを返却するとカーシェアリング終了。満足の行く旅ができたら感謝の気持ちをレビューに投稿します。

一度登録が完了すると、あとはバンを借りたい際にStep2~4を再度行うだけ。本当に通常のカーシェアリングサービスとなんら変わりませんね。

「バンシェア(VAN SHARE)」のメリット(ホルダー側)

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またキャンピングカーを貸す側のメリットにも着目してみましょう。

メリット1 維持費を軽減できる

自身がキャンピングカーを使用しない期間、車を貸し出すことで車両の維持費となる資金を車両をレンタルしたい人から得ることができます。

メリット2 自動車保険が自動付与される

サービス元が加入している各種賠償責任保険を付保しているため、車両がもし事故にあったとしてもそちらの保険が適応されます。万一の場合には、24時間365日の電話サポートと、補償を受けることが可能です。

メリット3 両者の顔をみてやりとりできる

愛車を貸し出すわけですが、ホルダーも誰彼構わず貸し出したくはないですよね? ですがそちらもご安心を、車のキーの受け渡しは対面で行われるため、相手の顔がみれる点は安心です。

また下記情報も事前にホルダーの手元に届くため、その時点で車両貸し出しを断ることもできます。

・ドライバーの名前
・国籍
・人数
・希望利用時間
・プロフィール等の必要な情報

「バンシェア(VAN SHARE)」への登録条件(ホルダー)

以下は本サイトからの引用になります。

大人1名以上が快適に車中泊できる自動車のみ、「バン」として登録が可能です。ホルダーさまに自動車をご登録いただく際の、入力情報や自動車の内観等をもとに、弊社の審査基準に照らして、総合的に判断させて頂きます。キャンピングカー等の特殊用途自動車も登録可能です。

バンのみならずキャンピングカーの登録もできるため、所有している車両が規定を満たしているかは実際に審査に出してみると良いでしょう。

「バンシェア(VAN SHARE)」の料金(ドライバー側)

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また気になるのはレンタル料金ですよね。本サイトで調べてみると、1台あたりの平均レンタル価格は「1泊15,000~26,000円」前後。一見高めですが、通常のカーシェアリングサービスをレンタルしたとしても同程度の金額になることがあるため、価格面では通常のレンタカーと変わりないというのが率直なところです。

また車種によって料金が異なるため、旅費と相談しながら借りるバンを選定することもできます。比較的新しいサービスのためレビューのついている車両はまだまだ少ないですが、料金以外の

「バンシェア(VAN SHARE)」で得られる報酬(ホルダー側)

報酬は車両に設定する金額に応じて変動します。

共同使用料の金額から、当該金額に手数料率を乗じたプラットフォーム手数料を差し引いた金額が報酬です。例えば、共同使用料20000円の場合には、手数料4000円(20000×20%)を引いた16000円が報酬になります

こちらは高く値段設定すれば報酬額も大きくなりますが、同じ車種がサービス上にあった場合、料金の安さで比較された場合余所にお客さんが流れてしまうこともあるため要注意。

貸し出す側も付加価値を高めていく必要があるというわけです。レビュー機能もあるためお客さんに満足してもらい評価をしっかり獲得していくまでが重要になってくるでしょう。

まとめ

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個人的にはイメージとして、世界的に有名な民泊サービス「Airbnb(エアービーエヌビー)」の車両版なのかなと、思い当たる節がありました。

今後は2020年の東京オリンピックパラリンピック大会開催までに、「バンシェア(VAN SHARE)」のバン台数を100台以上、車中泊スポット数1,000か所の登録を目指すとのこと。

ニーズも今後高まっていくことが予想されますので、ホルダーの方は今のうちに参入しておくと「先の利益(知名度、レビュー)」なども取得しやすいかもしれませんね。

↓↓↓公式サイトはこちら↓↓↓
carstay.jp

では!