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【たったの3分で罰金250ドル!?】ニュージャージー州ではアイドリング時間に要注意【辛すぎる】

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2012年9月に米ニュージャージー州で制定されたとある法律を巡り、州内で議論が再燃しているのを皆さんご存知でしょうか?

レンタカーでのアメリカ旅行を検討している人も要注意。他人事では済まされない内容なので、知らないと痛い目みるかもしれませんよ。

ニュージャージー州ってどこ?

そもそもどこなの?って人もいると思いますが、法律が定められたニュージャージー州アメリカ北東部に位置します。

お隣には、日本人にも人気の「ニューヨーク」があり、また週内には自由の女神観光で訪れることも多い「リバティ州立公園」や、人気のカジノやナイトライフを楽しめる「アトランティックシティ」など、観光に欠かせない魅力を多数抱えていることから、旅行者にとっても人気のある州になっています。

どんな法律?

さて、話は戻りますが、そんなニュージャージー州にて物議をかもしている法律の内容は下記となります。

ニュージャージー州では、アイドリング時間は基本的に3分までしか許可されない。

3分以上アイドリングをしてしまい、もしこの法律に違反した場合は以下罰金を支払う必要があります。

路肩に駐車して3分、アイドリングでこんな金額持ってかれたらたまったもんじゃないですよね。辛すぎます。。

・初犯で250ドル(約3万円)の罰金
・2回目で500ドル(約6万円)の罰金
・3回目は1000ドル(約12万円)の罰金

ついうっかりで、違反を繰り返そうものなら多額の罰金を支払うことにもなりかねません。

条件には例外もある

例外として、①3時間以上停車している車両で、②気温が華氏25度(約摂氏3.8度)以下の場合はアイドリング可能時間は15分までに延長されます。

なぜ罰金に?

主な理由は2つあります。

環境保護のため

アイドリング禁止の背景には、車のエンジンから出る排気ガス(有害物質)による環境汚染問題の深刻化を防ぐ目的があります。

車上荒らしや強盗から身を守るため

そのほかには路肩に車を止めアイドリングしている最中に車両を狙った犯罪行為を未然に防ぐことが目的のようです。

あくまで州民を守るための法律、ということですが、冬場のニュージャージー州の外気は凍てつくほどに寒さを極めます。

アイドリング無しで早朝冷え切った車内に飛び込むのは、、かなり酷なはず。

まとめ

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地元のニュースメディアによると、この法律を知らない・正しく理解していない州民が知らずに捕まってしまうケースも発生しているようです。

冬場のニューヨークに滞在したことがある筆者としては、極寒かつ積雪も凄いアメリカ北部において、この法律は割と鬼畜なのではと感じるところもあります。

ましてや州民ですら気づかずにチケットを切られてしまうのであれば、旅行で滞在する日本人こそ気をつけるべきでは思います。

ニューヨーク出発で冬場に北米大陸を南下する際、ニュージャージー州は避けては通れないルートもあるはず。早朝出発前に車両を暖めるためとはいえ、15分以上エンジンを付けっぱなしにしないように注意してください。

では!

参考サイト

Warming your car this winter could cost you $250 under NJ’s idli

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