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【絶対ではない】アメリカ横断中、夜間運転をおすすめしない5つの理由

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Helloみんな元気?ランチアです。

夢にまでみたアメリカ横断、ですが、いざ情報収集をしてみると誰しもが

「夜間の運転は絶対避けた方が良い」

と述べていますがそれは本当でしょうか?

今回はこの問題について以下でまとめて見ましたのでぜひ参考にして見てください。

その前に事前共有しておくと、僕のアメリカ横断実績は下記になります。

・実績①:21日間、走行距離10,000Km、アメリカ横断達成。
・実績②:YouTubeアメリカ横断シリーズ、累計動画再生数7.2万回突破

結論

アメリカ横断での夜間運転は、

やっても良いけど、おすすめはしません。

ただし、僕らはしょっちゅうやってました。

なのになぜおすすめしないのか。

理由を5つ、実際に10,000Km運転した経験から紐解いていきたいと思います。

おすすめしない理由5つ

・理由①:景色を楽しめない

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アメリカ横断での楽しみといえば絵に描いたような絶景。なのにその景色が見れない夜に走るのって本末転倒ですよね。

アメリカ横断をしていると夜明けやサンセットの時間帯次第では、ネットで有名なフォトジェニックポイント以外の絶景と出会うことなんてざらにあります。

その機会をみすみす自分で減らすわけですから、夜間の運転はおすすめしません。

僕らは道路上に書かれたルート66のペイントを見逃しかけ、なおかつ夜間だったため写真は撮ったもののロクな画像にはなりませんでした。

・理由②:動物が出るので危ない

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アメリカは国立公園付近に限らず、路上に野生動物(ワイルドライフ)が現れることが多々あります。

僕らが夜間運転した際は野うさぎが無料のフリーウェイになんども現れ、その度に急ブレーキをかけたりとヒヤヒヤすることが多々ありました。

またグランドキャニオン近辺は大型の動物(エルク等)も生息しているため、もしふとした拍子に出会い事故ってしまったらただではすみません。

(日本で運転していて、鹿やイノシシと遭遇するのと一緒ですね)

これも横断中夜間に運転しないことをおすすめする理由の1つです。

※上部写真中央に写っているのは「野うさぎ」グランドキャニオン周辺では日が暮れると一斉に出てきますよ。

・理由③:シンプルに治安が悪い

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これは日本も一緒、どこの国に行っても同じですが「夜間は昼間に比べて治安が悪く」なります。

実際アメリカ横断中、夜間に立ち寄ったニューメキシコ州アルバカーキという街では、若者がストリートでたむろっていたり

ホームレスっぽい方が立ち寄ったコンビニの近くを徘徊していたりと中々に治安が悪いように感じられました。

※あくまで主観ベースですが、上記の街は実際にアメリカ治安ランキングWorst2位になったこともあるそうだとか、、全部が全部悪いわけではありませんがそう行った噂等もあります。

またどうしても夜間に街中を通過する必要があるのであれば、明らかに雰囲気の悪いストリート等は避けるのがベスト。

更に状況を逆手にとって、夜間は街中を抜け切るまで車を止めることなく、ひたすら駆け抜けるなんて裏技も選択肢としてあります。
(赤信号で止まったタイミングで襲われることもあるため、近づく隙をそもそも与えない)

・理由④:事故っても対処が遅れる

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アメリカの田舎道は想像を絶するほど人通りが少ないです。

国土が日本と比べ段違いなので、最寄りのコンビニやスーパーまで数Km〜数十Kmかかることも横断中ザラにあります。

そして街中ならまだしも、田舎街は店舗の閉店時間が早く夜間は営業をしていないなど、

トラブルにあった際人の手を借りるのに時間がかかると考えておいた方が良いです。

僕たちはGoogleMapを元に夜間運転していましたが、やたら人通りの少ない道を走らされることが多く、
(交通量が少ない=最短ルートだとGoogleが判断し勧めてくるため)

もしこの時トラブルにあっていたら、人を呼ぶのにどれだけ難儀したことか、、

対策として、夜間運転の際はもしものことを考え、交通量の多いハイウェイ近くを運転した方が良いでしょう。

理由は簡単、万が一の際に助けてくれる現地人と接触しやすく、人の力を借りやすいからです。

※③の「人通りの多い都市部を避ける」とやや矛盾しているかもしれませんが、状況に応じてルートは切り替えることが可能なのでそこは現場の自己判断が最適解になりやすいかと。

・理由⑤:居眠り運転が怖い

シンプルに居眠り運転での事故が厄介です。

運転する人数にもよりますが、長距離運転が連日続くと、知らぬ間に疲労困憊になっていることもあるはず。

十分な睡眠と食事が取れているならまだしも、車中泊や無理な運転で疲れが抜けきらない中での夜間走行はリスキーですので要注意です。

どうしても夜間走行が必要な場合は、
・カフェインを摂取する(眠気防止)
・音楽をかける。
・運転手の気が遠くならないように仲間同士で話し続ける。

なんて方法があります。

居眠り運転はヒューマンエラーの1つなので、最終手段として眠気がやばくなったら、

路肩や駐車場に車を止めて仮眠するなどとにかく体と脳を休めることをおすすめします。

実際僕らの旅の終盤では、度重なる車中泊の疲れにより、体力的に中々ハードな状況が続いたので、

時たま移動中にハイウェイを降り、路肩に車を止め仮眠を取ったりしていました。

また、居眠り運転を犯すのは自分達だけではありません。

周りを走っている車が居眠り運転をしていることもあり、巻き込まれる可能性だって夜間は高めですので要注意です。

上記5点が気をつけるべきポイントになります。

結論、夜間運転はしないほうが良い。という話にはなりますが、もちろんメリットもあります。

アメリカ横断、夜間運転のメリット

・とはいえ距離は稼げる

実際に男4人で24時間運転し続けたことで、たった1日で走行距離1,000Km超えたりした経験もあります。※赤線が実際に1日で走りきった距離、1.418Km(881マイル)

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当時、地図で見ると北米大陸の約1/3を駆け抜けていた時はびっくりしましたね。

アメリカのプロドライバーが3日ほどで渡り切るという噂にも納得です。

とにかく距離を稼ぐ必要がある場合は、夜間運転もアリだと思います。

また、夜間は日中に比べ交通量が少なく、渋滞に巻き込まれることも滅多にありません。

つまり慣れないアメリカで運転していても、他人に迷惑をかける機会が少ないのです。

特に運転に不安がある場合は、敢えて交通量の少ない夜間に運転するのもありかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

結論、僕はあまりおすすめはしませんが、アメリカでの夜間運転は絶対するなというわけではありません。

実際僕らはなんども夜間運転をすることで、時間をかけたい観光地ではしっかり滞在することができ、メリハリのある時間の使い方ができたと思っています。
 
アメリカ横断の期間によっては1日〇〇Km運転しないといけなかったり、そんな日程に
図らずともなってしまうことだってあるはずですので、

状況をみて柔軟に挑戦してみてください。

では!

その他アメリカ横断についての記事は下記からどうぞ。

launcher567.hatenablog.com

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21日間のアメリカ横断の記録はYouTubeにて公開中です!


【Day04】アメリカ横断10,000Kmの旅!!【24時間ドライブ!! ニューオーリンズへ】New Orleans , Louisiana